フィールドワーク#001「川崎」

ON THE MARKS  ~ BED, FOOD AND MUSIC ~  / 川崎


月例で開催して行こうかなぁ、という感じでゆるゆるとやっているビールのむおゼミですが、3月はやはり季節的に皆さん忙しく、設定した日に参加出来るメンバーがほとんどいなかったので、逆に少人数(二人)ならではの行き当たりばったり全開で、郊外の行った事の無いお店に行ってみよう!と。

エリアは「川崎」

東京から30分かからず、そこそこひらけており、電車も複数乗り入れるターミナルであるにも関わらず、わざわざそこに行って飲む、ということのなかった街「川崎」。今回はたまたま飲みに行くメンバーの職場が川崎駅の近所であったため、川崎エリアを探索する事にしました。

ぶらり途中下車の旅気分満載で川崎駅下車。ラゾーナ川崎とは逆側、チネチッタ方面へとふらふら。ところで川崎にはご当地ブルワーがあるのを皆さんご存知だろうか?何をかくそう実は私も知りませんでした(笑。不勉強でお恥ずかしい)。その名もT.T BREWERY。そして今回のフィールドワークでは見事なまでにそのブルワー直営店の前をスルー!!飲み屋が軒を連ねる路地を通過して行くと、その先に


オサレさんな感じではありませんか。1Fがカフェラウンジで上はホテルだそうで。最近ちょくちょく見かけるスタイル。



ビールのタップは8本。本日繋がっていたのは、銀河高原ヴァイツェン、T.T Brewery オリジナル、京都醸造 週休6日、ベアードビール ローズアンバー、COEDO 瑠璃、京都醸造 一期一会、御殿場高原 シュバルツ、キリン ハートランド。



ベアードビールのローズアンバー。甘味を感じるコクのあるボディとベアードさんとこらしいホップ使いのバランス。仕事終わりの幸せなひととき。

京都醸造の一期一会。京都醸造は最近出来たブルワーで、3人の外国人が日本で設立したブルワー。個性的で美味しいビールを造るマイクロブルワリーにはこういう所が多い。それだけ日本市場は食や味覚の多様性がありながらも、ビールに関しては画一的な規格商品しかなかったということなんだろうなぁ、と。

ちなみにこの一期一会、酵母はベルジャン、ホップはアメリカン。少し濁りのある明るいゴールデンイエローの色合いで見た目も爽やか。フレッシュなアロマと、喉を通っていくほどに複雑な香りと味わいが広がるのは、両者の絶妙なバランスというところか。

〆は御殿場高原ビールのシュバルツ。伝統的なドイツの黒ラガースタイル。こういうのもたまに飲むと旨い。黒系は最近ナイトロにはまっているのだけれど、ケストリッツアーなんかに代表されるシュバルツも、これはこれで捨て難い。

こちら写真は無いけれど、フードはフィッシュ&チップスと燻製の盛り合わせをオーダー。いずれもかなりクオリティが高く、しかもお値段がお手頃。二人で結構な量を飲み食いしてお一人様3,600円でした。なんかお店の人レジ打ち漏れしてないかなぁ?なんて、いい具合にほろ酔いの二人でいらぬ心配をするくらいで。笑

結論としては、「川崎、侮り難し」

またよらせていただきます。ごちそうさまでした。

ビヤライフ研究室

首までひたひたにビールに浸かった生活を送るビヤラヴァーの為のビヤライフ研究室。ビールの試飲はもとより、お店のレポート、料理とのマリアージュ、様々なライフシーンに合わせたビールの考察や、ビールのお供としての音楽、映画、書籍、アート、風景など、ビールにまつわる古今東西、森羅万象、有象無象を大研究。

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