Jack Hummer / BrewDog

Jack Hummer / BrewDog / Alc.7.2%


IBU100の削岩機IPA。

高IBU値のビールは大概それを支えるボディもしっかりしていて、モルトのコクもある。従ってIBUの値と実際に感じる苦みは案外比例しない(飲んだ事があるビールの中で最高のIBU値だったのは、ミッケラーの1000IBUだったけど、これもIBU1000って思って飲んだら案外フルーティーだった。苦いのは苦かったけど)。で、このジャックハマーだが、苦い。

ただ、IBU100だぜ、苦いぜぇ〜、と先にビビらされて飲むと、ん?こんなもん?という感じ。確かに苦いのだが、それ以前にまず香りが良い。グレープフルーツ、シトラス、柑橘系の爽やかなアロマ。一口飲むと、しっかりとした苦みと共に更に柑橘のフレーバー。グレープフルーツやレモンの皮のようなビター。モルトのコクもしっかり感じて、爽やかに苦みがキレていくフィニッシュ。IPA好きは止まらなくなる系の逸品。

使用ホップはセンテニアル、コロンバス、シトラ、アマリロ、シムコー。ジューシーな柑橘系ホップからパインやパッションフルーツの香りのトロピカル系、そしてスーパーカスケード。ビターもクリーンなエグ味のない苦みを特徴とするホップ群。さすがブリュードッグ。

ビヤライフ研究室

首までひたひたにビールに浸かった生活を送るビヤラヴァーの為のビヤライフ研究室。ビールの試飲はもとより、お店のレポート、料理とのマリアージュ、様々なライフシーンに合わせたビールの考察や、ビールのお供としての音楽、映画、書籍、アート、風景など、ビールにまつわる古今東西、森羅万象、有象無象を大研究。

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